猫と一緒にお住まいのお客様へ 家庭用ファクスにおける無償点検のお知らせ

Language

事業所の環境負荷削減

CO2排出削減活動

「2020年度中期目標」を策定して省エネ施策を継続的に実施

ブラザーグループは世界各国・地域で事業展開するグローバル企業として、地球温暖化防止への取り組みを最重要課題の一つと位置づけています。

ブラザーグループのCO2排出の要因は、国内では主にオフィスでの電力消費、海外では工場およびオフィスの電力・燃料消費によるものですが、そのCO2排出量削減に向けて「2020年度中期目標」を掲げるとともにマイルストーン として「ブラザーグループ中期環境行動計画」を策定し、空調・照明の高効率化や各工場での生産設備の効率的な稼働などの省エネ施策を継続的に実施しています。

なお、国内外の排出量算定においては、環境省(日本)の「地球温暖化対策の推進に関する法律」による排出係数を使用し、CO2排出量削減率を経年で評価しています。

2020年度中期目標

  • (1) 国内8事業所で、2020年度のCO2排出量を1990年度比30%削減(絶対値)
  • (2) 海外生産拠点(USA除く)*で、2020年度のCO2排出量を2006年度比20%削減(売上高原単位比)
  • *:   海外生産拠点のUSAは、施設が販売拠点の一部であることから、CO2排出量は販売拠点の実績として管理しています。

「ブラザーグループ中期環境行動計画2015」(2011~2015)の成果

「ブラザーグループ中期環境行動計画2015」(2011~2015) では、国内8事業所は絶対値、海外生産拠点(USA除く)は売上高原単位比で、ともに年率1%のCO2排出量削減や、製品の省エネ性能の業界トップレベル達成を目標に省エネ施策を展開しました。

国内8事業所では、刈谷工場で製品の生産量増加にともない電気の使用量が増加したものの、その他の工場で、操業の程度に応じた省エネの徹底や最新型空調への更新、天井照明のLED化など、さまざまな省エネ対策を展開した結果、CO2換算値で2014年度比542トンの削減(3.5%削減)となり、「ブラザーグループ中期環境行動計画2015」(2011~2015)の2015年度目標を達成しました。また、1990年度比では、27.8%削減(絶対値)となり、「2020年度中期目標」の2015年度目標も達成しました。

海外生産拠点(USA除く)では、2013年度に「2020年度中期目標」を7年前倒しで達成していますが、その後もさらなるCO2排出量削減活動を推進しています。その結果、2015年度は生産量が増加したもののCO2換算値で2014年度比2,185トンの削減(0.8%削減)となり、「ブラザーグループ中期環境行動計画2015」(2011~2015)の2015年度目標を達成しました。また、2006年度比では、32.3%削減(売上高原単位比)となり、「2020年度中期目標」達成を維持しています。

なお、 2012年度に設定したグループ全体のCO2排出量の削減目標(2013年度より、物流を除き、国内事業所、海外生産拠点、海外販売拠点をグループ全体で総計し、CO2排出量を売上高原単位比で年率1%削減)に対しては、2014年度比2.4%増加となりましたが、2012年度比では18.9%削減となり、総体的な目標達成を維持しています。

物流におけるCO2排出量削減は、2014年度から計画どおり年率1%(売上高原単位)の削減を進めています。2015年度は、売上高原単位で2014年度比6.4%の削減を達成しました。

また、さらに2013年度より新たな取り組みとして、世界共通の基準であるGHGプロトコルに準じ、各事業所の国別・地域別の排出係数を用いたスコープ1、2、3 の算定やその算定データの認証取得にも努めています。

ブラザーグループのCO2排出量推移*

ブラザーグループのCO2排出量推移

国内8事業所のCO2排出量推移(絶対値)

国内8事業所のCO2排出量推移(絶対値)

  • *:   CO2排出量の算定にあたっては、環境省「温室効果ガス排出量算定に関する検討結果」に基づき、平成14年12月施行令排出係数一覧を使用。なお、2012年度より集計範囲を拡大し、2013年度より実績を管理しています。
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
ブラザー工業株式会社8事業所(本社、瑞穂・星崎・港・桃園・刈谷工場、技術開発センター、物流センター)、三重ブラザー精機株式会社、ブラザーインダストリーズ(U.K.)Ltd.、ブラザーインダストリーズ(スロバキア)s.r.o.、台弟工業股份有限公司、ブラザーインダストリーズテクノロジー(マレーシア)Sdn. Bhd.、珠海兄弟工業有限公司、兄弟機械(西安)有限公司*1、兄弟工業(深圳)有限公司、兄弟高科技(深圳)有限公司、ブラザーインダストリーズ(ベトナム)Ltd. 左記の集計範囲に株式会社 ニッセイ、ブラザー販売株式会社、株式会社エクシング、ブラザー インダストリーズ サイゴンLtd.、海外の販売会社52拠点*2を追加 左記の集計範囲にブラザー インダストリーズ(フィリピン)を追加 左記の集計範囲にブラザー マシナリー ベトナムLtd.を追加 左記に同じ
  • *1: 兄弟機械(西安)有限公司は、2010年に西安兄弟工業有限公司(旧:西安兄弟標準工業有限公司)と兄弟ミシン(西安)有限公司が合併した事業所です。また同年、兄弟ミシン設備(上海)有限公司からの事業を移管されています。
  • *2: 非連結子会社3社を含んでいます。

ブラザー工業株式会社【日本】

ブラザー工業株式会社では、設備を所有する部門と総務部門および環境部門で、照明や空調、加湿器、クリーンルーム、コンプレッサー、恒温恒湿槽などの大電力消費設備の運用基準の見直しや、省エネパトロールにより対策の必要な箇所の確認などを行い、節電・省エネ活動の強化を図っています。
電力会社による需給対策への協力、および夏の電力ピークカットへの対応を含め、2011年の東日本大震災以降、引き続き下記の節電・省エネ活動を行っています。

LED型蛍光灯とキャノピースイッチ
LED型蛍光灯とキャノピースイッチ
内窓タイプの二重サッシ
内窓タイプの二重サッシ
  • クールビズ(夏期ノーネクタイ、ノージャケット)
  • 各事業所の広告塔の消灯(本社ビル、瑞穂工場で継続中)
  • 空調温度設定の徹底(夏期28℃、冬期20℃)
  • 最も効率の良いLED型蛍光灯の導入
  • 天井照明の間引き・キャノピースイッチ(紐スイッチ)の取付け
  • 照明不要箇所の消灯
  • 廊下、通路、エレベーターホール、階段などの共用エリアの照明を必要最小限の照度に設定し、人感センサーの時間を調整して点灯時間を短縮
  • 廊下、通路、エレベーターホール、階段などの共用エリアの空調を停止
  • パソコン、液晶モニターなどのOA機器に対し、終業時にプラグを抜く、もしくは電源タップのメインスイッチを切る
  • 全社標準と異なる温度設定が必要な部屋では、空調特別エリア申請書を提出、必要に応じてISO 14001 の作業指示票に展開
  • 飲料の自動販売機を2週間もしくは月単位で輪番停止(夏期)
  • トイレの便座のヒーターオフ・温水温度の調整(夏期)
  • ティーサーバーの利用時間短縮・電気ポットの台数削減
  • 電気式温水器の温水温度の調整(冬期)(夏期はオフ)
瑞穂工場へ増設した太陽光発電システム
瑞穂工場へ増設した太陽光発電システム

2014年度、一部のオフィスにおいて、既存の窓の内側に後付け方式の二重サッシを取り付けた結果、確実に夏・冬での断熱効果が確認されたため、2015年度は、大規模に導入を進めました。空調負荷が低減できるだけでなく、暑い・寒いといった職場環境の改善と室外騒音のカットにより、快適なオフィス空間となり、従業員からも好評を得ています。
また、2014年6月、太陽光発電システムを瑞穂工場へ増設し、ブラザー工業では、瑞穂工場で2基、刈谷工場で1基のシステム(発電能力は、いずれも約100kW)が稼働しています。これら3基の2015年度の年間総発電量は、334MWhで、設置以来の総発電量は、2,528MWhとなりました。

活動事例の先頭へ

株式会社 ニッセイ【日本】

無電極ランプ
無電極ランプ
高効率型空調機(室外ユニット)
高効率型空調機(室外ユニット)
トップランナー変圧器
トップランナー変圧器

株式会社 ニッセイでは、電力を多く使用するエアコンプレッサーを増設する際、圧縮空気の需要が少ないときに自動的にモーターの回転数を落として省エネ運転ができるインバーター方式のものを採用しています。また、圧縮空気を利用する際のエア漏れによる無駄な稼働を低減するため、エア配管の点検と修理を定期的に実施するとともに、エア漏れの発生しやすい機器については、利用をしない時にこまめにエア配管を外すよう、運用を改善しています。また、照明による電力消費を低減するため、LEDランプへの交換や照明器具の間引きなどを推進しています。

2014年度は、水銀灯に代わる無電極ランプ の導入と、アルミダイカストの製造工程における設備改善により、省エネを図りました。

2015年度は、事務所棟で高効率型空調機の導入を行うとともに、工場棟では、トップランナー変圧器への更新と負荷の接続替えによる台数削減で、合わせて年間51トンのCO2削減方策を実施しました。

活動事例の先頭へ

ブラザーインダストリーズ(U.K.)Ltd.【ヨーロッパ】

天窓による天井からの採光
天窓による天井からの採光

ブラザーインダストリーズ(U.K.)Ltd.では2014年度、冬季の暖房エネルギーを低減するため、暖房設備を高効率機に更新するとともに、物品搬入口の大開口部に高速シャッターを設置して工場内の暖気の流出を減らし、暖房エネルギーの損失を低減しました。また、昼間の照明による電力消費を減らすため、2013年度に引き続き天窓の設置を増やしています。この他、電力を多く使用するエアコンプレッサーを圧縮空気の需要に合わせて最適な稼働台数に自動で調整する、台数制御システムを導入し、無駄な電力消費を減らしています。

活動事例の先頭へ

兄弟機械(西安)有限公司【アジア】

兄弟機械(西安)有限公司は新工場を設立し、2013年度に旧工場から移転しました。新工場の設立に際し、当初からCO2排出量の少ない状態で操業を開始するため、省エネに配慮した工場を建設し、徹底した省エネ活動を継続的に展開しています。

省エネ対策 対策の内容
自然光の取り入れ 屋根に明かり取りの窓を設置。
室内の明るさに合わせ、センサーによって照明を調光。
断熱化 壁面と屋根に断熱材を設置することで、日射熱や外気熱の屋内への伝熱および屋内から屋外への放熱を低減し、無駄な空調電力を削減。
全熱交換器の導入 生産上、温度管理が必要なエリアについて外気をそのまま取り入れる際、空調負荷が大きくならないよう全熱交換機を介することで、空調電力を低減。
デリベント方式のファンを採用 強力なファンの風で、工場内の暖房器の暖気を攪拌し、作業領域の温度を均一化。
高効率照明器具の採用 建設時点において、最も効率の良い蛍光灯を導入。
人感センサーによる自動点消灯 トイレや階段、休憩室、更衣室など、多くの人数が一時利用するエリアの照明について、消し忘れを防止するため、人感センサーを導入して点消灯を自動化。
集中管理システムの導入 空調と照明について、休憩時や就業後などの不要な時間や不要箇所の自動OFFおよび室温を集中して管理するシステムを導入。

活動事例の先頭へ

兄弟高科技(深圳)有限公司【アジア】

兄弟高科技(深圳)有限公司では2015年度、下記の省エネ対策を実施して電力使用量を削減しました。

  • 製造エリアおよび事務所レイアウトを見直し、コンパクト化することで設備台数を削減して消費電力量を削減
  • 圧縮空気の配管を離れた建屋同士で連結してエアコンプレッサーの稼働台数を1台削減
  • 生産負荷が少ない夜間の時間帯のエアコンプレッサーの稼働台数を低減
  • 生産終了時に生産ライン内の電気機器の電源切り忘れを防止するため、容易に操作できる位置へ電源スイッチを設置
  • 発電機の保守点検のためのテスト運転を2回/2週から1回/2週へ半減

活動事例の先頭へ

台弟工業股份有限公司【アジア】

更新した空調機(室外機)
更新した空調機(室外機)

台弟工業股份有限公司では2015年度、電力を多く使用する老朽化した空調機・照明などを、高効率の設備に更新しました。また、設備の運用面においても、空調機用熱源設備の稼働台数を、季節の変化とともに変わる空調負荷に合わせ、最適な稼働台数に調整して無駄な稼働を削減しました。

活動事例の先頭へ

ブラザーインダストリーズ(ベトナム)Ltd.【アジア】

ブラザーインダストリーズ(ベトナム)Ltd.では2015年度、下記の省エネ対策を実施して電力使用量を削減しました。

  • 製造エリアのレイアウトを見直し、コンパクト化することで設備台数を削減して消費電力量を削減
  • 製造エリアの開口部から冷気の流出を防ぐために設置していたエアカーテンを、ビニルカーテンに変更して電力消費を低減
  • 射出成形機のヒーターの昇温時間を、生産開始前2時間から1時間へ短縮
  • 金型温調機による金型温度の昇温時間を、生産開始前2時間から30分間へ短縮
  • 設備機器を一つのスイッチで電源OFFできるよう改造し、終業時の設備電源切り忘れによる待機電力消費を削減

活動事例の先頭へ

販売拠点における継続的な省エネ活動

ブラザーグループの各販社の事務所やサービスセンターに下記の継続的な省エネ活動を行っています。

  • 照明を少ない電力で稼働するLED照明に変更
  • 照明の消灯や間引きの推進、センサー付き照明の導入
  • 空調機の設定温度の見直しやタイマー設定の実施
  • 不要時の電源スイッチオフ
  • パソコンのスタンバイモードの設定や設備の電源OFF

その結果、2015年度の電力使用量を、2014年度比で約164MWh削減しました。

ショールーム、サービスセンターや事務所のLED照明ショールーム、サービスセンターや事務所のLED照明

ショールーム、サービスセンターや事務所のLED照明

個別スイッチを追加し電力消費の低減を推進、空調機の空調機温度設定の見直し、照明の消灯や間引きの推進個別スイッチを追加し電力消費の低減を推進、空調機の空調機温度設定の見直し、照明の消灯や間引きの推進個別スイッチを追加し電力消費の低減を推進、空調機の空調機温度設定の見直し、照明の消灯や間引きの推進

個別スイッチを追加し電力消費の低減を推進、空調機の空調機温度設定の見直し、
照明の消灯や間引きの推進

活動事例の先頭へ

ブラザーインターナショナルコーポレーション (U.S.A.)【北アメリカ】

2カ所に設置された太陽光発電システム
2カ所に設置された太陽光発電システム

ブラザーインターナショナルコーポレーション(U.S.A.)(以下、BIC(USA))のテネシー州にある配送センターは、下記の省エネや節電活動などにより、2012年、国際エネルギースタープログラム*を取得しています。

  • 照明の自動コントロールシステムを導入
  • クローズドループ制御方式の空調コントロールシステムを導入
  • 屋根や窓の遮熱対策
  • 発電能力約60kWの太陽光発電システムを2基導入

2011年度設置した敷地内2カ所の太陽光発電システムの発電能力は約120kWです。2015年度は、165MWhを発電しました。この電力量は事業所の約2.0 %に相当します。

倉庫エリア天井の設備 特大扇風機
倉庫エリア天井の設備 シーリングファン
倉庫エリア天井の設備
シーリングファン(左)、特大扇風機(右)

このほか、倉庫エリアでは天井に大型の扇風機やシーリングファンを設置しています。これらを使用することで、夏季は従業員の体感温度を下げ、冬季は暖かい空気を床面に循環させて暖房効率を上げ、ボイラーの燃料消費量を抑えています。2015年度は、2014年度比で約580MWhのエネルギーを削減しました。

  • *:   米国では、国際エネルギースタープログラムの認定プログラムの一つとして、あらゆる種類の事業者ビルを対象とするビルディングプログラムが設けられています。

活動事例の先頭へ

このページの先頭へ

さらなる取り組み、ISO 14064に基づく温室効果ガス(スコープ1、2、3)排出量算定

2013年度より世界共通の基準であるGHGプロトコルに準じ、スコープ1、2の算出を開始、さらに2014年度より、スコープ3の算定も開始しました。2015年度は国内外の製造・販売拠点を含むブラザーグループ全体に集計範囲を拡大し、スコープ1、2、3の排出量の算定を行いました。
また、算定結果の信頼性を検証するため、第三者機関による国際基準(ISO 14064 の要求事項)への適合性について検証を受け、2015年度の算定結果についてもデータの認証を取得しています。
2016年度からは、排出量の算定精度をさらに高めて、ブラザーグループに関わるサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量削減の取り組みを推進していきます。

スコープ1、2、3の概念図

スコープ1、2、3算定結果 ※算定結果の開示対象(集計範囲)を、第三者機関による検証を受けた拠点に絞りました。

スコープ 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
スコープ1(t-CO2) 2,016 1,842 29,389 33,115
スコープ2(t-CO2) 15,358 15,667 88,939 104,426
スコープ3(t-CO2) - - 204,719 2,846,999

2015年度GHG排出量実績

スコープ、カテゴリー CO2排出量 備考
t-CO2換算値 比率
スコープ1 スコープ1(t-CO2) 33,115 1%  
スコープ2 スコープ2(t-CO2) 104,426 3%  
スコープ3 スコープ3(t-CO2) 2,846,999 95%  
  C1 C1 購入した物品・サービス 1,281,236 43%  
C2 C2 資本財 96,858 3%  
C3 C3 燃料及びエネルギー活動 9,826 0%  
C4 C4 輸送、配送(上流) 76,240 3%  
C5 C5 事業から出る廃棄物 3,012 0%  
C6 C6 出張 5,722 0%  
C7 C7 従業員の通勤 13,742 0%  
C8 C8 リース資産(上流) 5,942 0%  
C9 C9 輸送、配送(下流) 15,586 1%  
   C10 販売した製品の加工 - - 中間製品の販売は、なし
C11 C11 販売した製品の使用 1,219,366 41%  
C12 C12 販売した製品の廃棄 117,739 4%  
C13 C13 リース資産(下流) 1,729 0%  
   C14 フランチャイズ - - フランチャイズは、なし
   C15 投資 - - 算定対象の有価証券は、なし
スコープ1、2、3合計 2,984,540 100%  
2015年度 GHG排出量実績

第三者検証 声明書

第三者検証 声明書
 PDFを表示 [PDF/1.4MB]
GHG排出量算定・開示に際し、LRQA による保証声明書を取得しています。
  2012年度 2013年度 2014年度
スコープ1、2 ブラザー工業株式会社8事業所(本社、瑞穂・星崎・港・桃園・刈谷工場、技術開発センター、物流センター)、三重ブラザー精機株式会社 左記の集計範囲に株式会社 ニッセイ、ブラザーインダストリーズ(U.K.)Ltd.、ブラザーインダストリーズ(スロバキア)s.r.o.、台弟工業股份有限公司、ブラザーインダストリーズテクノロジー(マレーシア)Sdn. Bhd.、珠海兄弟工業有限公司、兄弟機械(西安)有限公司、兄弟工業(深圳)有限公司、ブラザーインダストリーズ(ベトナム)Ltd.、兄弟高科技(深圳)有限公司、ブラザー インダストリーズ サイゴンLtd.、ブラザー インダストリーズ(フィリピン)、ブラザー マシナリー ベトナムLtd.、を追加
スコープ3   ブラザー工業株式会社8事業所(本社、瑞穂・星崎・港・桃園・刈谷工場、技術開発センター、物流センター)、三重ブラザー精機株式会社
  2015年度
スコープ1、2 ブラザーインターナショナル(ドイツ)GmbH、ブラザーインターナショナル(ドイツ)GmbHオーストリア支店、ブラザーフランスSAS、ブラザーU.K. Ltd.、ブラザーインターナショナル(オランダ)B.V.、ブラザーノルディックA/S、ブラザーノルディックA/Sノルウェー支店、ブラザーノルディックA/Sスウェーデン支店、ブラザーノルディックA/Sフィンランド支店、ブラザーセントラルアンドイースタンヨーロッパGmbH、ブラザーインターナショナル(ベルギー)NV/SA、ブラザースイスAG、ブラザーインターナショナルコーポレーション(アイルランド)Ltd.、ブラザーイタリアS.p.A.、ブラザーインターナショナル(チェコ)s.r.o.*、ブラザーインターナショナル(ハンガリー)Kft.*、ブラザーイベリアS.L.U.、ブラザーイベリアS.L.U.リスボン支店、ブラザーロシアLLC、ブラザーポーランドSp. z o.o.*、ブラザーソーイングマシンズ(ヨーロッパ)GmbHイギリス支店
スコープ1,2,3 ブラザー工業株式会社8事業所(本社、瑞穂・星崎・港・桃園・刈谷工場、技術開発センター、物流センター)、東京支社、株式会社 ニッセイ、ブラザーインターナショナル株式会社、三重ブラザー精機株式会社、ブラザー販売株式会社、株式会社エクシング、株式会社エクシング・ミュージックエンタテイメント、ブラザーロジテック株式会社、ブラザー不動産株式会社、ブラザーリビングサービス株式会社、株式会社ブラザーエンタープライズ、株式会社ビートップスタッフ、ブラザーインダストリーズ(U.S.A.)Inc.、ブラザーインターナショナルコーポレーション(U.S.A.)、ブラザーインターナショナルコーポレーション(カナダ)Ltd.、ブラザーインターナショナル(メキシコ)S.A. de C.V.、ブラザーインターナショナルコーポレーション(ブラジル)Ltda.、ブラザーインターナショナル(チリ)Ltda.、ブラザーインターナショナルコーポレーション(アルゼンチン)S.R.L.、ブラザーモバイルソリューションズ(U.S.A.)Inc.、ブラザーインターナショナル(ペルー)S.A.C.、ブラザーインダストリーズ(U.K.)Ltd.、ブラザーインダストリーズ(スロバキア)s.r.o.、ブラザーインターナショナル(ヨーロッパ)Ltd.、ブラザーインターナショナーレインダストリマシーネン(ドイツ)GmbH、ブラザーインターナショナーレインダストリマシーネン(ドイツ)GmbHイタリア支店、ブラザーソーイングマシンズ(ヨーロッパ)GmbH、濱江兄弟信息技術(杭州)有限公司、台弟工業股份有限公司、ブラザーインダストリーズテクノロジー(マレーシア)Sdn. Bhd.、珠海兄弟工業有限公司、兄弟機械(西安)有限公司、兄弟工業(深圳)有限公司、ブラザーインダストリーズ(ベトナム)Ltd.、兄弟高科技(深圳)有限公司、ブラザー インダストリーズ サイゴンLtd.、ブラザー インダストリーズ(フィリピン)、ブラザー マシナリー ベトナムLtd.、日静減速機製造(常州)有限公司、ブラザーインターナショナル(南アフリカ)(Pty) Ltd.、ブラザーインターナショナル(オーストラリア)Pty. Ltd.、ブラザーインターナショナル(シンガポール)Pte. Ltd.、ブラザーインターナショナル(ニュージーランド)Ltd.、兄弟国際(香港)有限公司、ブラザーインターナショナル(ガルフ)FZE、ブラザーインターナショナル(ガルフ)FZEトルコ支店、ブラザーコマーシャル(タイランド)Ltd.、兄弟機械(亞州)有限公司、ブラザーインターナショナル(マレーシア)Sdn. Bhd.、ブラザーインターナショナル(フィリピン)コーポレーション、兄弟(中国)商業有限公司、ブラザーインターナショナル(インド)Private Ltd.、PT.ブラザーインターナショナルセールス(インドネシア)、台湾兄弟国際行銷股份有限公司、ブラザーインターナショナル(ベトナム)Ltd.、ブラザーインターナショナル(コリア)Co., Ltd.、兄弟機械商業(上海)有限公司、日静貿易(上海)有限公司
  • *:   非連結子会社です。

このページの先頭へ

物流における取り組み

ブラザーグループは物流におけるCO2排出量について、2013年度にマネジメント基準を定め、その後は年率1%(売上高原単位)の削減を目標に、取り組みを推進しています。
2015年度は2013年度比で15.2%、2014年度比で6.4%の削減となりました。

日本における取り組み

日本では2009年7月、地球温暖化対策の動向を視野に入れ、環境負荷の少ない物流の実現が盛り込まれた「総合物流施策大綱(2009-2013)」が政府により閣議決定され、物流施策の総合的かつ一体的な取り組みが進められています。

ブラザーグループでは、配送ルートの見直しや便数調整などを適宜行い、国内の販売物流の効率化を図っています。中国やASEAN諸国などの海外生産拠点から輸入する製品の陸揚げ港を、従来の名古屋港から大量消費地に近い東京港・大阪港に変更。一部の商品に関しては、顧客に近い横浜港で陸揚げし、横浜の倉庫からの配送を開始しました。在庫拠点の増設により、トラック輸送の削減と配送距離の大幅な短縮も実現しました。
これらによる出荷重量当たりのCO2排出量の削減効果は約38%で、現在もその状況を維持しています。

さらに2013年からは、大口顧客向け製品輸送の一部でトラック輸送を鉄道輸送に切替えるモーダルシフトを取入れており、その運用を継続しております。この鉄道輸送への切り替えにより、2015年度のCO2排出量を40トン削減しています。

また、補給部品保管用に利用していた6カ所の外部倉庫の工場集約や、一部製品の動脈物流と静脈物流の拠点統合を行うことで、これらに関する倉庫間移動を不要とし、全体で10%程度の輸送量を削減しました。

ブラザー製品の販売物流では3PL も利用していますが、ハイブリッドの小型配送トラックを使用するなど、CO2排出量削減に積極的な企業に委託しています。

海外拠点における取り組み

ブラザー製品は、ほぼ全量を中国・東南アジアの生産拠点で生産しています。生産拠点の多くは、コンテナ船が出入りする港湾近くの工業団地に立地し、消費国に向けて海上輸送を行っています。生産拠点では、通常のコンテナよりも多くの荷物が積載できるコンテナを積極的に利用し、積載効率の向上とコンテナ本数の削減を進めています。
製品が港に陸揚げされ、販売拠点を通じてお客様に届くまでの物流において、各地域の販売拠点では、地域の事情に応じた適切なCO2削減方法を展開するため、CO2排出量の把握とデータの分析を進めています。
米国販売拠点への製品輸送では、一部陸揚げする港を変更することで、海上輸送の航海距離の短縮と海上から陸上輸送へのスムーズな接続を図っています。また、鉄道輸送ルートの使用比率を上げたことにより、緊急輸送用トラックの使用がほぼゼロとなりました。
2011年度より発注サイクルの最適化やパレット単位での発注対応など、個別業務の改善に取り組むと同時に、多様なお客様から受注した複数の製品を、最適な組み合わせで混載する輸送管理システムを導入しました。これらにより、トラック1台当たりの積載効率を上げ、輸送頻度を2009年度の実績に対して25%削減しています。
これまで東南アジアの販売拠点向け輸送は、ブラザーインターナショナル(シンガポール)Pte. Ltd.を経由していましたが、2011年より工場からの直接配送に切り替えることで、海上輸送などの輸送距離の短縮を図っています。
また、中国・アジア地域の工場を中心に色々な拠点で、輸送用のトラックを3トン未満からCO2排出係数の小さい3トン以上に切り替える施策を推進し、CO2排出量の削減を図っています。これにより2015年度のCO2排出量は、2014年度比で約1,359トンの削減となりました。

ブラザーロジテック株式会社【日本】

ブラザー製品の国内物流を担当するグループ会社のブラザーロジテック株式会社では、物流分野の環境負荷低減を経営の重要課題として、積載効率の向上、トラックの運行状況を連続的に記録するデジタルタコグラフによる輸送量に応じた輸送ルートの最適化、エコドライブとアイドリングストップの徹底による燃費向上など、グリーン物流へのさまざまな取り組みを進めています。これらの活動により、2010年度に2009年度比5%の燃費改善を達成し、現在もその水準を維持しています。

また、2012年より食堂から発生する100%廃食用油から精製した「バイオ燃料」の使用を開始しています。実際の使用に当たっては、当社保有トラックの1台を専用車両に充てて運用しています。「バイオ燃料」への転換によって大気中に放出されるCO2排出量を削減するため、今後もバイオ燃料専用車両を増やし、さらなるCO2排出抑制を行っていきます。

活動事例の先頭へ

ブラザーインターナショナルコーポレーション(カナダ)Ltd.【北アメリカ】

ブラザーインターナショナルコーポレーション(カナダ)Ltd.(以下、BICカナダ)では、モントリオールに入る貨物の多くを、プリンスルパート経由から距離の短いバンクーバールートへ切り替えることで、輸送距離の短縮を図っています。
その結果、2015年度は2014年度比で約6%のCO2排出量を削減しました。

ルート切り替えにより輸送距離を短縮ルート切り替えにより輸送距離を短縮ルート切り替えにより輸送距離を短縮

ルート切り替えにより輸送距離を短縮

活動事例の先頭へ

ブラザーインターナショナルコーポレーション(U.S.A.)【北アメリカ】

ニュージャージー物流センター(クランベリー)
ニュージャージー物流センター(クランベリー)

ブラザーインターナショナルコーポレーション(U.S.A.)(以下、BIC(USA))では2014年4月、アメリカ東海岸に新たな拠点「ニュージャージー物流センター(クランベリー)」を設けました。この物流センターの配置により、生産拠点から主に米国北東部へ製品出荷をする際の輸送距離が短縮されました。
その結果、2015年度は物流センターの配置前と比べ、約21%のCO2排出量を削減しました。

拠点設置により輸送距離を短縮拠点設置により輸送距離を短縮拠点設置により輸送距離を短縮

拠点設置により輸送距離を短縮

活動事例の先頭へ

ブラザーインダストリーズ(U.K.)Ltd.【ヨーロッパ】

ブラザーインダストリーズ(U.K.)Ltd.(以下、BIUK)では、コンテナの積載率を高めるとともに、輸送用のトラックを3トン未満から3トン以上に切り替えることで、輸送効率を向上しています。相手先ブランド(OEM)のビジネス向け輸送は、これまでOEM倉庫を経由していましたが、工場から顧客への直接配送へ切り替えることで、輸送距離の短縮を図っています。

ルート切り替えにより輸送距離を短縮 ルート切り替えにより輸送距離を短縮

活動事例の先頭へ

ブラザーインダストリーズ(スロバキア)s.r.o.【ヨーロッパ】

ブラザーインダストリーズ(スロバキア)s.r.o.(以下、BISK)では、コンテナへの積載率を高めることと、輸送用のトラックを3トン未満から3トン以上に切り替えることで、CO2排出量を削減しています。また、輸送手段の60%を占めている13.6メートルのトレーラーをタンデムで15.5メートルのトレーラーに切り替えることで、さらに輸送効率を向上しています。

トレーラーの切り替えにより輸送効率を向上

トレーラーの切り替えにより輸送効率を向上

活動事例の先頭へ

PDF形式のデータをご覧になるためには、Adobe Reader®が必要です。お持ちでない方は、左のアイコンをクリックしてダウンロードの上、インストールしてからご覧ください。(Adobe社のサイトへリンクします)