地域社会とともに

各地域での社会貢献活動

チャレンジ精神あふれる若手起業家を支援する「東海若手起業塾」

「東海若手起業塾」

若手起業家とNPO関係者たち
若手起業家とNPO関係者たち

近年、日本では多様な社会的課題の解決や地域の活性化などにビジネスとして取り組む若者が増えています。しかし、ビジネスを成長させるための事業経験や人的ネットワークが不足しているために、さまざまな経営問題に解決策を見出せない場合があります。

そこでブラザー工業株式会社(以下、ブラザー工業)は、2008年、本社のある東海地方の若手起業家を支援するために、起業家支援に取り組む国内の複数のNPOが共同で運営する「東海若手起業塾」への協賛を開始し、2017年3月までに合計41名の起業家を支援しました。この塾では、起業家の描く事業戦略をヒアリングした上で、戦略に足りないものなどを実行委員会とともに検討したり、実際にユーザーとなり得る方々とともに製品開発する機会を提供したりするなど、それぞれの事業を成長軌道に乗せるための活動を実施しています。

10年目となる2017年は、5月に起業家の募集が行われました。8月の選考会で選抜された起業家は、2018年3月の最終報告会までの7か月間、「東海若手起業塾」の実行委員会とともに、ビジネスモデルや事業戦略の質の向上を目指します。

「東海若手起業塾」の支援活動にブラザー工業従業員が参画し活動報告会を実施

従業員も起業家支援の現場に参画
従業員も起業家支援の現場に参画
プロボノ活動報告会でプレゼンする従業員
プロボノ活動報告会でプレゼンする従業員

2012年度からは、従業員が会社の業務で培ったスキルを起業家の支援に生かす「プロボノ」として参画し、起業家のチャレンジ精神に触れる活動をスタートしました。2016年度は、選考された3名の従業員が、プロボノとして取り組みました。

2017年3月には、展示館 ブラザーコミュニケーションスペースで2016年度のプロボノ活動報告会が行われ、従業員、NPO関係者ら約30名が参加しました。
プロボノとして参画した従業員から、起業家と共に苦労して課題を克服したことや、起業家を支援する中で得た経験などが報告され、「起業家の志を実現するために多くの方々と会い、さまざまな刺激を受けることができました。今の自分の力不足な点と、貢献できる点の双方に気づくことができ、自分のキャリアを考える上で貴重な財産となりました」などのコメントがあり、プロボノとして参加した従業員が、起業家を支援する上で得た学びを披露することで、「プロボノ」の活動に対する理解と興味が深まる機会になりました。

起業家の成長と地域のチャレンジ風土醸成に貢献

「東海若手起業塾」で支援を受けた起業家の中から、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤーの受賞者が生まれました。また、経済産業省と農林水産省が共同で取りまとめた「農商工連携ベストプラクティス30」に選出された起業家も生まれています。「東海若手起業塾」を通じて、ビジネスを成長させるための事業経験や人的ネットワークを得て、経営が安定し、収益が増加する起業家も増えています。

2015年に、これまで支援を受けた起業家たちが独自の会を発足し、現在支援を受けている起業家の良きアドバイザーとなっています。さらに「プロボノ」として参画した従業員自らが、社会的課題の解決や地域の活性化の活動に参加し始めるなど、9年間の継続した取り組みによって、「東海若手起業塾」の枠を超えた活動へと広がっています。

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アルゼンチンで、経済的に恵まれない家庭にギフトボックスを寄贈

会社と従業員の寄付により15家族分のギフトボックスを用意

ギフトボックスを作る従業員
ギフトボックスを作る従業員
参加した従業員たち
参加した従業員たち

ブラザーインターナショナルコーポレーション(アルゼンチン)S.R.L.(以下、BIC(アルゼンチン))は、2015年から、Fundación Caminando Juntosと協働し、経済的に恵まれない家庭へ食料品を届ける活動を行っています。
Fundación Caminando Juntosは、アルゼンチンの社会課題を解決するために設立された非営利団体です。慈善活動を行う団体に各地で集めた寄付金や支援物資を分配している全米最大の非営利団体であるユナイテッド・ウェイの下部組織のひとつです。

2016年12月、BIC(アルゼンチン)の従業員は、クリスマスイブと新年を祝うための食料品などを入れたギフトボックスを用意しました。
今年は、会社と従業員の寄付により15家族分のギフトボックスを作ることができ、12月14日にブエノスアイレス州の幼稚園に届けられました。
ギフトボックスの中には、小麦粉、油、牛乳、マヨネーズ、ジュース、ローソク、クリスマス用のテーブルクロスなどが入っています。

BIC(アルゼンチン)は、これからも所属する地域社会をよりよくするための継続的な取り組みを、従業員一体となって進めていきます。

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アイルランドで、若者たちの健やかな成長を願いクロスカントリーレースを支援

「ブラザースクールクロスカントリー」に2,000人を超える生徒が参加

スタートを切る生徒たち
スタートを切る生徒たち
表彰式
表彰式

販売拠点であるブラザーアイルランドDAC(以下、ブラザーアイルランド)は、若者たちの健やかな成長を願い、地域の陸上競技クラブのCLONLIFFE HARRIERS A.Cが主催するクロスカントリーレースを2009年から支援しています。
このレースは、「ブラザースクールクロスカントリー」と名づけられ、ブラザーアイルランドのあるレンスター地区とその周辺の小学校や中学校から、今年は2,000人を越える生徒たちが参加しました。生徒たちは、小学生女子や男子の部、中学生個人やチームの部などそれぞれのレースにわかれ、クロスカントリーを楽しみました。

ブラザーアイルランドの従業員は、レース当日に会場運営のサポートや表彰式のメダル授与を行いました。
参加した従業員は、「参加する生徒数が年々増加していることを嬉しく思います。このレースは、今では学校の恒例行事となり、生徒も先生たちも楽しみにしています。活発な若者たちの健やかな成長のため、ブラザーグループのモットーである"At your side."の精神で支援しています」とコメントしています。

ブラザーアイルランドは、これからも地域に対する貢献を常に意識し、継続的な取り組みを行っていきます。

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トルコで、障がいのある生徒たちが学ぶ職業教育センターを支援

生徒たちが操作を習得するためにミシンを寄贈

センターを訪問し、ミシンを寄贈
センターを訪問し、ミシンを寄贈

販売拠点であるブラザーインターナショナル(ガルフ)トルコ支店(以下、BIC(GULF)トルコ支店)は、 障がいのある生徒たちが学ぶ職業教育センター(以下、センター)を支援するため、2014年にプリンターを、2016年にミシン5台を寄贈しました。

このセンターは、トルコ・イスタンブールの郊外に位置するクチュクチェクメジェ地区にあり、国の支援により設立された学校です。生徒たちは理容、調理、飲食サービス、手芸などの実習授業を通して、社会に出て働くための知識や技術を学んでいます。
BIC(GULF)トルコ支店では、ミシンの操作を習得することは生徒たちが社会に出て働くために役立つと考え、センターが希望するミシンの寄贈を行いました。
センターを訪問し授業を見学したBIC(GULF)トルコ支店の従業員は、読み書きも不自由な生徒たちが顔を輝かせながら授業に参加する姿を見て、とても有意義な支援だったと感じました。

発表会でダンスを披露する生徒たち
発表会でダンスを披露する生徒たち

2016年5月11日には、クチュクチェクメジェ地区の障がい者週間の一環で生徒たちの発表会が開催されました。この発表会には、地区知事や市長、学校関係者や生徒たちの保護者とともに、BIC(GULF)トルコ支店の従業員も招待されました。生徒たちのダンスや劇、歌の披露と、生徒たちが書いた絵が展示されていました。

発表会の後、BIC(GULF) トルコ支店の責任者は「ブラザーグループのモットーである"At your side."に基づき、今後もできる限りの支援をさせていただきます。センターの活動が若者たちを幸せにすることを願っています」と述べました。

BIC(GULF)トルコ支店は、これからも地域に対する貢献を常に意識し、継続的な取り組みを行っていきます。

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出稼ぎ農民労働者の子どもたちが通う上海市の小学校に書籍を寄贈

これまでに上海市や北京市郊外の小学校に約3,000冊の書籍とブラザー製品を寄贈

中国の販売拠点の1つである兄弟(中国)商業有限公司(以下、BCN)は、モットーである「中国で生まれ、中国とともに成長する」という考え方のもと、教育資源が比較的乏しい出稼ぎ農民労働者の子どもたちが通う上海市の小学校や、農家の子どもたちが通う北京市郊外の農村小学校に書籍を寄贈しています。

この活動は「Brother愛心書庫」と名づけられ、児童たちの成長支援と従業員の社会貢献意識の向上を目指して2011年から計4回実施しました。会社からと従業員から提供された書籍を合わせて、これまでに約3,000冊を小学校に寄贈しました。2015年からは、学校職員の事務環境をより良くするためにブラザー製品の寄贈もしています。

2016年10月13日には、上海市の小学校で贈呈式が行われ、プリンター、ラベルライターを寄贈するとともに、BCNの代表者13名が児童たちに書籍を手渡しました。寄贈先の小学校の校長先生からは、感謝状と表彰旗が贈られました。
寄贈した750冊の書籍のうち248冊はBCNの従業員から提供されたものです。従業員には、毎年4月から約半年にわたり、イントラサイトや朝礼などを通して書籍の提供を呼びかけています。

児童たちに書籍を渡す従業員

児童たちに書籍を渡す従業員

学校から送られた表彰旗

学校から送られた表彰旗

参加した従業員からは、「厳しい環境の中で、真面目に勉強する児童たちの強さに感動しました。寄贈した書籍が児童たちのさらなる成長に役立つよう願っています。また、ブラザーの一員として、このような有意義な活動に参加でき、とても誇りを感じました」とコメントがありました。

BCNは、これからも地域に対する貢献を常に意識し、継続的な取り組みを行っていきます。

兄弟(中国)商業有限公司 柯 晓玲

担当者から

「Brother愛心書庫」を通し、愛を届けよう

兄弟(中国)商業有限公司
柯 晓玲

「Brother愛心書庫」が始まった2011年度は、BCNの従業員だけでなく、活動の趣旨に共感した台弟工業股份有限公司の従業員も参加しました。今年で4回目ですが、継続して積極的に参加している董事長や従業員の皆さんに心より感謝しています。
今後は、上海市や北京市の周辺地域の小学校だけでなく、より支援が必要な中国内陸部にある小学校にも、書籍やブラザー製品を寄贈していきたいと願っています。