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地域社会とともに

日本での社会貢献活動

“もったいない精神”で貸出機が第二の活躍舞台へ

廃棄予定のファクスや複合機を整備して福祉団体などへ寄贈

寄贈先で大活躍しているFAX
寄贈先で大活躍しているFAX

日本の販売拠点であるブラザー販売は、2010年6月、お客様への 貸出機として使われていたファクス(FAX-300/210シリーズ)、レー ザー複合機(MFC-8820J)計162台を、市民活動団体や聴覚障がい者支援団体など72団体に寄贈しました。

これまでブラザー販売は、修理期間中にお客様に代わりにお使い いただく製品を貸し出してきましたが、物流事業者との連携を強化することで修理期間が大きく短縮され、貸出機の必要性が薄れてきました。その結果余剰となった貸出機は、社内での活用ニーズもなく廃却するしかない状況でした。

「まだ十分に使えるのに、もったいない。廃却コストや環境への負 荷も考え、他の道を探すべきだ」と考えた従業員が調べてみると、パソコンやプリンターを必要とする市民活動団体に寄贈するプログラムを運営しているNPO「イーパーツ」の存在が明らかになり、協力をしていただくこととなりました。
そして2010年4月から1カ月間、イーパーツのWEBサイトで機器を必要とする団体を公募したところ111団体から応募があり、厳正な審査のうえ72団体に寄贈することになりました。
寄贈した貸出機の整備は、集中修理センターの「三重ブラザー精機株式会社」が行い、発送費用はブラザー販売が負担しました。

ブラザー販売では、来春以降、余剰貸出機だけでなく、販売店で展示されていた、製品なども整備して寄贈することでも、環 境負荷の削減と社会貢献の両方を継続していく考えです。

 「認定NPO法人イーパーツ」のWEBサイト(http://www.eparts-jp.org/別ウィンドウで開きます (「認定NPO法人イーパーツ」のサイトへリンクします。)

ファクスを寄贈された団体からの喜びの声

特定非営利活動法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

今まで古い機材を使用しておりましたので、大変ありがたいです。ファクスの電話機能が良く、土日を中心に集まる子どもたちが、「かわいいボタンだね」と声をかけてくれます。 私たちの団体の目的である「子どもによる、子どものための国際協力」を促進し、子どもたちが積極的に活動できる礎を築くために、大切に使わせていただきます。

特定非営利活動法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

チャレンジ精神あふれる若手起業家を支援する「東海若手起業塾」

「東海若手起業塾」

東海若手起業塾に参加した若き起業家
東海若手起業塾に参加した若き起業家

近年、日本では多様な社会的課題の解決や地域の活性化などに ビジネスとして取り組む若者が増えています。しかし、ビジネスを成長させるための事業経験や人的ネットワークが不足しているために、 さまざまな経営問題に解決策を見出せないこともあります。 そこでブラザー工業は、2008年、本社所在地である東海地域の若手起業家を支援するために、起業家支援に取り組む国内の複数のNPOが協働で運営する「東海若手起業塾」への協賛を開始し、2010年3月までに合計13名の起業家を支援しました。この塾では、支援を希望する起業家に対して、事業戦略検討会を開催したり、消費者とともに製品開発する機会を提供するなど、それぞれの事業を成長軌道に乗せるためのさまざまな活動を実施しています。2011年4月には、第4期の支援対象者が募集されました。6月12日に、公開選考会が開催され、起業家支援に実績のある川北秀人氏(IIHOE代表)ら5名の審査委員による選考の結果、5名の起業家が選考されました。起業家はその後、2012年3月の最終報告会までの9ヶ月の期間「東海若手起業塾」の実行委員会とともに、ビジネスモデルや事業戦略の質の向上を目指しました。

2010年度、「東海若手起業塾」の支援対象者と従業員との連携を推進

チャレンジ!マーケット
チャレンジ!マーケット

2010年度は、「東海若手起業塾」の実行委員会による支援に加え、起業家とブラザー従業員の連携を深めることにより、支援の幅を広げてきました。
2011年1月にはブラザー工業の従業員食堂で、従業員が支援対象起業家の商品を購入できる「チャレンジ!マーケット」を開催しました。実際に商品を購入した従業員は、お客様の立場で感じた商品の感想を起業家へフィードバックするなど、起業家の支援に協力しました。また「チャレンジ精神」や「お客様視点の大切さ」などをテーマに、支援対象起業家と従業員が意見交換をする「チャレンジ!フォーラム」を開催し、起業家と従業員あわせて約100名が参加しました。ブラザーの従業員にとっても、仕事への熱意やチャレンジ精神を学ぶ良い機会になりました。

支援対象起業家の成長に着実に貢献

2009年9月には、東海若手起業塾に第1期生として参加した静岡県浜松市の「ヘアサプライPeer」代表者佐藤真琴さんが、抗がん剤治療などによる女性の脱毛をケアするビジネスで、第8回日本商工会議所女性起業家大賞の、スタートアップ部門特別賞を受賞しました。また、2010年4月には、第2期生として参加した岩井万祐子さんが、経済産業省と農林水産省が共同で取りまとめた「農商工連携ベストプラクティス30」に選出されるなど、東海若手起業塾の支援の成果は、起業家の成長に着実につながっています。


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