

■物流事業者と連携して修理期間を大幅短縮
引取りからお届けまで「最短3日」を目指して

三重ブラザーに到着した修理を要する製品
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プリンタやファクスなど情報通信機器の修理に関し、日本ではこれまで製品をお預かりして修理を行い再びお客様のお手元にお届けするのに必要な期間を、「約7日」とご案内していました。しかし、お客様にさらなるご満足を提供するためには修理のスピードアップが不可欠であり、集中修理センターの「三重ブラザー精機株式会社(以下三重ブラザー)」と物流事業者「ヤマトマルチメンテナンスソリューションズ株式会社(以下YMM)」が連携して、修理期間の大幅短縮に取り組みました。
具体的には、お客様から製品をお預かりしてから3日間でお客様にお返しすることを目指しました。そのために、お預かりした製品の種類や同梱されている付属品などの確認・記録、および修理終了後の製品の再梱包・同梱品の確認などの作業はYMMに委託し、三重ブラザーが修理作業のみに専念できる体制を整えました。その結果、その日の朝、三重ブラザーに届いた製品を当日中に修理してYMMへ返送できる割合を大幅に高めることができ、2009年4月では約16%だったものが、11月前半には約73%に達しました。しかしこれでもまだ十分ではないため、この割合を80%以上とし、さらに多くのお客様に3日間で製品を返送できるよう、さらなるスピードアップを図る活動を続けています。
■独自の品質・コスト・納期管理体制をグローバルに展開
「ニューブラザープロダクションシステム」活動

ブラザーインダストリーズ(ベトナム)でのNew BPS活動推進のための会議
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「ニューブラザープロダクションシステム(以下New BPS)」活動とは、ブラザー工業の星崎工場から始まった、品質・コスト・納期の管理体制を組織的に改善していく活動です。製造工程の診断→目標の設定→改善手法の教育→課題の発見→改善の考案→実施→標準化→情報の共有というサイクルを確立し、資材調達から加工・組立・出荷に至るすべての工程でムダ・ムリ・ムラを徹底的に排除していきます。
ブラザーグループではこの仕組みを、「ブラザーグループ グローバル憲章」にもある「モノ創りを通じて優れた価値を創造し、迅速に提供する」という考え方の重要な要素と位置付け、海外拠点への展開を進めています。2007年度には、中国のブラザーテクノロジー(シンセン)とブラザーインダストリーズ(シンセン)への導入を進め、半年間で一人当たりの生産効率が30~70%も向上するなど大きな成果を挙げました。
New BPS活動をビジネスパートナーとともに物流面で推進
2008年には、ベトナムのブラザーインダストリーズ(ベトナム)(以下BIVN)で、お取引先と協力してNew BPS活動を進めました。特に納入部品点数・数量ともにBIVN最大のお取引先とは、物流面で以下のような活動に取り組み、双方で、管理工数低減、荷姿箱数削減、在庫削減、倉庫面積削減、キャッシュフロー向上を達成しました。
●部品納入箱の大きさ・材質の変更
部品を納入する箱の大きさを統一することで、お取引先の管理工数を削減。また、箱の素材を段ボールからプラスチックに変更することで耐久性を向上し、部品納入箱を直接製造ラインに供給することができるようになり、詰め替え工数が削減され、段ボールのほこりによる不良もなくなりました。
●納入箱1箱あたりの部品収容率向上
部品納入箱1箱当たりの部品収容率を向上させることで、双方で納入箱数の減少によるコスト削減と、倉庫使用面積の削減に成功しました。
●納入時間の指定
部品の納品時間を細かく指定して1日複数回納入していただくことで、納品や空箱返却が円滑になり、在庫削減と倉庫面積縮小を実現しました。
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