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ブラザーホーム CSRの取り組み ブラザーグループのCSR ステークホルダーの皆さまから信頼されるために

ブラザーグループのCSR

ステークホルダーの皆さまから信頼されるために

すべてのステークホルダーから信頼され、従業員にとって誇りの持てる企業を目指して

ステークホルダーからの信頼を高め、持続的に成長

ブラザーグループは、グローバルな期待や要請に応えるために、モノ創り企業としての優れた価値の提供、環境保全、社会貢献を、最高度の倫理観に根差した全従業員の行動によって促進し、ブラザーブランドへの信頼を高めていきます。
そして、未来に向かい、あらゆるステークホルダーから信頼される活動を一つ一つ積み重ね、従業員にとって誇りの持てる企業を目指すことで、ブラザーグループは持続的に成長していきます。

変革を恐れないブラザーの良き企業風土をさらに進化

ブラザーグループは1999年、グループ各社とグループ従業員の日々の意思決定と実行に関する「基本方針」と「行動規範」から成る「ブラザーグループ グローバル憲章 」(以下、グローバル憲章)を制定しました。
グローバル憲章に示しているように、社会からの要請や技術の変革など、会社を取り巻くさまざまな環境変化を先取りし、あらゆるステークホルダーとの信頼を積み重ね、お客様や社会にとっての新たな製品やサービスを生み出すこと、すなわち優れた価値を提供することがブラザーグループの使命です。
ブラザーグループは、独自のマネジメントシステム「ブラザー・バリュー・チェーン・マネジメント 」(BVCM)を構築し、お客様のもとへ優れた価値をお届けするまでの過程を「デマンドチェーン」「コンカレントチェーン」「サプライチェーン」の3つのチェーンでつないでいます。グループ全体で優れた価値を提供する姿勢を貫き、事業を成長させてきたことにより、お客様をはじめとするさまざまなステークホルダーに与える影響も拡大し、それに伴いステークホルダーからの「要請や期待」も高まっています。
こうした中、ブラザーグループはグループ従業員の
「"At your side."の精神で、優れた価値を創造し迅速に提供する行動」
を強化し、変革を恐れないブラザーの良き企業風土をさらに進化させ、中長期ビジョン「グローバルビジョン21 」を達成していきます。

ブラザーグループ グローバル憲章

すべての活動の礎に---「ブラザーグループ グローバル憲章」の共有

グローバル憲章に基づく行動によってステークホルダーに価値を提供

40以上の国と地域で働くブラザーグループ従業員の活動の礎となるよう制定されたグローバル憲章は、ブラザーの中で受け継がれてきた「世の中の役に立ち、良い会社をつくりたい」という思いを言葉にしたものです。
創業100年となった2008年に、時代の変化に合わせて表現の変更や、従業員にとって理解しやすい内容への見直しを行いました。

グローバル憲章の「基本方針」は「グループ経営」「グループの成長」「ステークホルダーとの関係」で構成されています。
例えば「グループ経営」には、

  • あらゆる場面でお客様を第一に考え、モノ創りを通じて優れた価値を創造し、迅速に提供することを使命とする
  • グローバルな市場から求められる多様な要請や期待にすばやく応えるために、あらゆる変革を恐れない

「グループの成長」には、

  • お客様に対し、提供する価値を増大させることで成長する
  • 企業価値を長期的に高め、従業員にとって誇りが持てる企業となる

とあります。
「ステークホルダーとの関係」の「お客様」には、

  • "At your side."の精神で、優れた価値を創造し、迅速に提供する

「従業員」には、

  • 従業員の多様性を尊重し、さまざまな能力を発揮できる職場環境とチャレンジな仕事の機会を提供する

「ビジネスパートナー」には、

  • 常に公平・公正な取引を行い、相互信頼関係を築いて成長しあうことを目指す

とあります。他に「株主」「地域社会」「環境」と、それぞれのステークホルダーに対する方針も示しています。
「行動規範」には「個人に対する信義と尊敬」「順法精神・倫理観」「チャレンジ精神・スピード」とステークホルダーからの信頼を積み重ねるための行動として、望ましい姿が示されています。

このようにグローバル憲章には、ブラザーグループのCSR活動の根幹となる考え方が示されており、グローバル憲章の共有活動を通じて、これらの考え方を共有している従業員一人ひとりの行動が、ブラザーグループのCSR経営の要です。
ブラザーグループは、従業員の自律的な行動で、あらゆるステークホルダーから信頼される活動を一つ一つ積み重ねていきます。

全従業員でグローバル憲章を共有するために、継続的な共有活動を展開

ブラザーグループは、CSR経営の実現に向け、グローバル憲章がグループ全従業員の活動の礎として共有され、日々の行動に表れている状態を目指し、継続的でかつグローバルな共有活動に取り組んでいます。

グローバル憲章が制定された1999年以後2007年まではグローバル憲章の共有は進んでおらず、2007年に各拠点の経営層を対象に行った調査の「従業員はグローバル憲章を行動の基準にしているか?」という項目で「はい」の回答は、8%という状況でした。
2008年、創業100年のタイミングで、グローバル憲章を時代の変化に合わせた表現や、従業員にとって理解しやすい内容へ改訂したことを機に、本格的に共有活動をスタートしました。

ポケット版カードとポスター
ポケット版カードとポスター

グローバル憲章を全従業員で共有していく環境づくりとして、27言語に翻訳し携帯用のポケット版カード(25言語)とポスター(27言語)を制作し各拠点に配布しました。ドイツ語やイタリア語のほかマレー語やネパール語など翻訳する言語は従業員の母国語とし、各地域にある拠点の責任者や従業員に協力を得て、より理解しやすい表現の翻訳になるよう工夫をしています。

各拠点の経営層は2008年以降毎年、グローバル憲章に基づくコミットメント(約束)を策定し、率先して行動に示しています。
各拠点や部門では、責任者が任命した共有リーダーが、活動計画を策定し共有活動を推進しています。共有リーダーは、研修の企画、朝礼や定例会でグローバル憲章に基づいて自身の行動を振り返る対話を行うなど、組織の役割や課題に即してさまざまな活動を行っています。
日本では2010年から、中国では2012年から、各組織で行っている共有活動や課題を話し合うための共有リーダー会を定期的に実施しています。2016年には、中国の共有リーダーが日本の共有リーダー会に参加し共有活動のプロセスや創意工夫を発表し意見交換をするなど、グローバルに情報共有して共有活動の活性化に取り組んでいます。

このような活動を進めると同時に、CSR経営やグローバル憲章共有活動に関わる情報を共有するために開設したイントラネット(3言語)を活用して、重点方針の説明や各組織の活動計画、具体的な活動事例、経営層のコミットメント(約束)を従業員に共有しています。
従業員一人ひとりが自らの行動に対する意識を高め、新たな行動につなげるために、経営層からのメッセージ発信(10言語)や経営層との「直接対話」の機会を大切にしています。2016年度の経営層からのメッセージ発信は62件(日本語、2月20日現在)、直接対話は771回(前年比の約3倍)行われています。

2017年1月に開催された経営層によるグローバル憲章共有会議では、ブラザーグループの中期戦略「CS B2018」で示した「人財の変革」の推進について「変革が起きやすい風土醸成」をどう実現していくか、経営層としてどのような発言や行動で効果的なコミュニケーションを図っていくかを、社長をはじめとする執行役員が議論しました。

グローバル憲章の共有状況は年1回の従業員への意識調査で把握しています。3万人以上の従業員の声が集約された2017年1月の調査では、「グローバル憲章を理解している」は4.33点、「グローバル憲章に基づく行動をしている」は4.43点、また「ブラザーで働くことを誇りに思っている」は4.38点(ともに5点満点)という結果でした。
「グローバル憲章の周知と理解促進」が共有方針・キーワードだった2008年から9年。愚直に共有活動を継続し、グローバル憲章は着実にブラザーグループに根付いてきています。

兄弟機械(西安)有限公司 李 演

共有リーダーを担当する従業員の声

より多くの仲間が誇りをもって働ける環境創りに貢献

兄弟機械(西安)有限公司
李 演

兄弟機械(西安)有限公司では、従業員の優秀なチャレンジ事例の表彰、事業のノウハウや従業員のスキルを活かせる社会貢献活動、従業員の家族を招待する職場見学会、地域の環境保全など、さまざまな従業員参加の活動を行っています。その中で、多くの仲間たちの笑顔に出会い、励ましや支援をいただきました。共有リーダーとして今後も、グローバル憲章共有活動を進化させ、私たちのミッション・ ビジョンの実現に向け、明るく前向きに活発な提案や意見が交わされる「変革の起きやすい風土の醸成」に力を入れたいと思っています。そして、より多くの仲間が誇りをもって働ける環境創りに貢献します。

これまでの主な共有活動

年度 2008~2009 2010~2011 2012~2013 2014~2015 2016~
方針・キーワード グローバル憲章の周知と理解促進 活動の自律化と対話の促進 行動促進と行動の日常化 チャレンジ風土醸成 変革の起きやすい風土醸成
主な活動
  • 有識者公演会
  • 管理職研修
  • 経営層との直接対話の強化
  • 経営層メッセージのイントラネット発信の強化
  • 共有活動の好事例の共有を強化
  • チャレンジ行動の推進
  • 行動の日常化の推進
  • チャレンジを促進する職場づくり
  • 「変革への挑戦」の促進
  • 変革の起きやすい風土づくり
仕組み
(構築年度に記載)
  • コミットメント(約束)
  • 共有リーダー任命
  • 共有活動計画表
  • 共有度調査
  • 経営層共有会議
  • 日本共有リーダー会
  • 経営層メッセージ、ベトナム語のイントラネット発信
  • 中国共有リーダー会
  • 経営層メッセージ、スロバキア語のイントラネット発信
  • 中国7拠点横串共有リーダー会
  • 共有活動の業務標準化
  • 従業員がチャレンジ事例を投稿できるイントラネットページの開設
  • CSRの取り組みの計画と実績を、投稿・閲覧ができるイントラネットページの開設
ツール
(作成年度に記載)
  • ポケット版カード(25言語)
  • ポスター(27言語)
  • DVD(5言語)
  • 情報共有用イントラネット(3言語)
  • 行動事例集
  • 対話促進用の経営層メッセージ映像
  • 共有活動のマニュアル一覧
  • e-Learning
  • 行動を振り返る「コミュニケーションチェックシート」
  • チャレンジ風土を醸成するための「行動チェックリスト」
  • 新任共有リーダー向けの「あるべき姿シート」
  • CS B2018「変革」映像

一人ひとりの行動のさらなる促進

中期戦略「CS B2018」 変革への挑戦

ブラザーグループは、新中期戦略「CS B2018」において、"Transform for the Future ~変革への挑戦~"をテーマに「事業」「業務」「人財」の3つの変革を進め構造改革にチャレンジしています。グローバル憲章の共有においても2016年以降の方針・キーワードを「変革の起きやすい風土醸成」とし、活動を推進しています。

ワークショップで発表する従業員
ワークショップで発表する従業員

ブラザーインターナショナル(インド)Private Ltd.(以下、BIC(I))では、2016年11月に変革に向けた行動の促進を目的にワークショップが行われました。
参加した従業員は、ブラザーグループの108年の歴史の中で生まれたチャレンジの具体例からブラザーグループのDNAを学ぶとともに、BIC(I)での「変革への挑戦」事例を共有し従業員一人ひとりが変革に向かうための行動を宣言しました。
事例共有では、お客様の「購入前にブラザー製品を見てみたい、使ってみたい」というご要望を受けてインド国内5カ所にショールーム兼サービスセンターを開設した事例や、業務効率の向上と従業員への迅速な情報共有のため、勤怠管理や給与明細書、各種規定などを、イントラネット上で管理、閲覧できる仕組みを構築した事例などが共有されました。
参加した従業員からは「お客様の要望などの大きな課題に対して、会社を動かすのは無理だと最初から背を向けるのではなく、お客様に価値を届けるためにまずはやってみる、出来る方法を考える、という行動を起こそうと思う」「営業ではないため製品に関する知識を得られる場がないとあきらめていたが、欲しい情報は自ら動くことで入手できることに気づいた。全従業員向けの製品トレーニングを企画する」と、変革に挑戦する行動宣言がありました。

こういった各拠点の「変革への挑戦」事例はグローバルに共有し、従業員一人ひとりの行動を促進しています。
イントラネットに、2014年から従業員が自由に画像やコメントを投稿できるページを設置し、2016年は「変革への挑戦」事例の投稿を募集しました。日本や中国、ベトナム、オーストラリア、南アフリカ、ドイツ、スロバキアなどさまざまな地域の拠点から「変革への挑戦」事例の投稿が194件(2月13日現在)ありました。

ブラザーグループは、これからもステークホルダーの皆さまからの信頼を積み重ね、従業員にとって誇りの持てる企業の実現につながるよう、グループ全従業員でグローバル憲章を共有する活動を継続し、進化させていきます。