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ブラザー販売の挑戦

成長軌道へ

片山俊介

代表取締役社長 片山 俊介

マーケティング会社としてお客様の声に応えます

まず、採用活動の期間中に、学生の皆さんによく聞かれる質問が「ブラザー販売は何をする会社なんですか?」という質問なんですね。社名に「販売」と入っていることから、どこかへ訪問販売して、誰かにいつも怒られそうな、そういうイメージを持っているという人もいるようですが、ブラザー販売は、「マーケティング会社なんだ」ということをお伝えしたい。ブラザーはグループ全体で、「お客様の声」を企画・開発・設計・製造・物流・販売など全ての事業活動の原点と考えているんです。そんなグループの中で、ブラザー販売は、日本国内におけるマーケティングを担い、常にお客様を第一に、より優れた商品・サービスをお届けしています。

総合プリンターメーカーへ

片山俊介ブラザー販売は、プリンターや複合機などを扱う情報機器事業が売上の8割以上を占めている会社です。学生のみなさんは驚かれるかもしれませんが、海外では、“プリンターならブラザー”という定評があるんです。一方、国内のインクジェットプリンターのシェアはまだ一桁台であるなど、“プリンター=ブラザー”とイメージする人はまだ少ないのではないでしょうか。しかし、我々はシェア獲得の余地がまだ大いにある、即ち、ブラザー販売には大きな可能性があると思っています。

2011年9月に発表したインクジェップリンター「マイミーオ」は、新エンジンを搭載したことで、従来機に比べ3倍以上の高速プリントを実現しました。プリンターとしての性能を大幅に向上させたということで、「プリンターに、第3の選択肢。その実力予想外」という今までにない力強いキャッチコピーを使い、インクジェットプリンター市場での拡販を本格的に進めています。

また、「ジャスティオ」ブランドで展開しているビジネス向けのプリンター・複合機は、SOHO(Small Office/Home Office)市場を中心にシェアを拡大してきました。今後の課題は、よりプリントボリュームの高い層(高PV層)への拡販です。2011年5月には、高PV層向けに最大5年の長期無償保証をつけた「ジャスティオ プロ」というシリーズを新たに投入しました。また、開発を進めてきたインクジェット高速ラインヘッドモデルの事業化も今後予定しており、課題に対して積極的に取り組んでいます。

今後、ブラザー販売では、家庭用からビジネス用まで幅広く製品を揃えている「総合プリンターメーカー」として、どんどん挑戦していきます。

ミシンのトップブランドとして市場を牽引

片山俊介家庭用ミシンを扱うホームファッション機器事業は、グループ全体でも、順調に利益を稼ぎ出す事業ですし、日本でも家庭用ミシン市場は堅調に推移しています。先進国では、ミシンは一家に一台という製品でも無くなっていますから、いかにお客様に使って頂けるか、つまりニーズを掘り起こすマーケティングが主となっていますね。そこで、ひとつ喜ばしいのがNHKの朝ドラ「カーネーション」の影響です。ミシンに対して大きな反響がありました。私も手作りしてみようかしらと思って頂けるお客様が増えたんですね。この流れをうまくマーケティングに活かせないかと模索しているところです。
ブラザー販売は、初心者向けのエントリーモデルや上級者向けの上位モデル、さらに職業用の刺しゅうミシンまで、豊富に取りそろえています。このように多彩なラインアップを持っていることは当社の強みです。また、ブラザーだからこそできた製品も多数あります。家庭用ミシンの上位機種は、写真やイラストを刺しゅうにすることができたり、海外で販売している最上位機種は、カメラによるセンサー機能が付いていて、刺しゅうで難しいセンタリング(位置合わせ)が自動でできたりするんですね。そういう情報機器の技術を応用するようなノウハウは、ブラザーならではだと思います。ミシンのトップメーカーの一社として、これからも市場を牽引していきたいと思っています。

第3の柱となる新規事業を立ち上げる

ブラザーグループとしては、2011年4月に新中長期戦略「CS B2015(PDF:125KB)」をスタートさせました。“Back to Growth~成長への再挑戦~”をテーマに、2015年度末までにグループ売上高7500億円を目指すなど、成長戦略にチャレンジしています。新中長期戦略では、各事業においてトップクラスのポジションを築こうとしています。さらに、プリンター・ミシンに次ぐ、新たな柱を築こうと、ブラザー販売は商品企画や情報の提供を通じて新規事業に関わっています。既に商品化されているところでは、あたかも目の前に半透明なディスプレーがあるかのような感覚で画面を見ることができるシースルー型ヘッドマウントディスプレー「AiRScouter(エアスカウター)」などがあります。今後も会社の柱となるような新規事業の育成・拡大を図っていきます。

日本発のアイデアが全世界に

片山俊介ブラザー販売は、日本市場のマーケティングを担う会社であっても常にグローバルと関わっています。ブラザーグループは、世界中で事業活動を行っており、世界中のお客様の声を集め商品を企画しているので、日本のお客様の声を届ける役目は我々がしています。たとえば、国内のマーケティング活動から生まれたアイデアがグローバルに展開される商品になったことも多々あります。


 
一人一人の強い思いに応える会社でありたい。

嬉しいことに、近年は新卒採用でとても多くの応募を頂いています。私は最終面接で皆さんにいろいろ質問するのですが、30分もお話しすればだいたいの個性は把握できますね。どんな方に期待したいかというと、これはもうはっきりしています。(1)しっかりとした自分の意見を持っていること、(2)コミュニケーション能力、(3)幅広い知識、(4)情熱、それに加えて、(5)ブラザー販売に来たいという強い思い――これがちゃんと自分の言葉で説明できること。これですね。従業員の皆さんには「明るく、楽しく、元気よく」ということをずっと言い続けています。

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